クルラホーン

アイルランドの人家にある酒蔵に棲む妖精の一種。「クルプリコーン(Clupricaune)」、「クルーラコーン(Cluracan, Cluricaine, Cluricane)」とも呼ばれる。またティペラリでは「ルーラガドーン(Luricadaune)」、アルスターでは「ロゲリー・マン(Loghery Man)」の名で知られる。背丈は人間の大人の半分ほどで、老人の姿をしている。一人暮らしの妖精であることを示す長く赤いとんがり帽をかぶり、革のエプロンをし、靴に銀のバックルがついている。とても酒好きなので、しばしば家の召使達と一緒になって酔っ払っているが、主人の酒なのに家の者が酒蔵に来ると追い払ったりする者もいる。しかし、酒が漏れている酒樽があれば自分の体を詰め込んででもこぼれないようにする。家族がクルラホーン(Cluricaune, Cluricaun)をおいて見付からないように引越ししようとすると、ワイン樽の中に隠れてついていくとされる。

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