インプ

イギリスの森に棲む妖精の一種。名前は若草を意味する古英語「インペ(impe)」に由来する。インペットともいう。幼児ぐらいの大きさがあり、全身は黒く、目は赤く、尖った耳と先端が鉤型になった長い尻尾、小さな角と小さなコウモリのような翼がある。「インプ」には挿し木の意味があり、悪魔から別れた小悪魔だと言われる。性格は意地悪で、人助けをする場合でも裏では何か良からぬ事を企んでいる。ある物語ではトム・ティット・トットという名のインプが、糸を紡ぐ仕事を引き受ける代わりに若い娘に結婚を迫って困らせている。リンダム(現在のリンカーン)の大聖堂の柱に彫刻されたインプは、天使によって石に変えられたものだという伝説が残っている。

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