ヤム

Yam, Yamm, Jamm

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説明

フェニキア神話における海や水の神。「川を治める者」と称される。竜、或いは蛇と呼ばれることもある。またレヴィアタンと称されることもある。ある伝承によれば、ヤムは最高神エルに対して、他の神々よりも格上にして欲しいと願った。エルはこれをバールに勝ったらという条件つきで承諾した。これに対してバールは鍛冶の神が鍛えた武器を帯びて戦ったために、ヤムは敗北し、その遺骸はバラバラに撒き散らされ、バールが王となったという。これはつまり、自然の脅威が文明の力に征服されることを象徴している。敗北したヤムは、女神アスタルテを妻に与えられて慰められるという伝承もある。

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参考文献

  • 01西洋神名辞典 DICTIONARY OF GODDESSES AND GODS
    • 監修:山北篤
    • 著者:稲葉義明、桂令夫、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 04悪魔辞典 DICTIONARY OF DEMONS AND DEVILS
    • 監修:山北篤、佐藤俊之
    • 著者:桂令夫、佐藤俊之、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 07ヴィジュアル版
    世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
    • 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
    • 著者:レイチェル・ストーム
    • 翻訳:山本史郎、山本泰子
    • 発行者:成瀬雅人
    • 発行所:株式会社原書房

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