宇迦之御魂神

うかのみたまのかみ

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説明

日本記紀における食物神の一人。「古事記」には「宇迦之御魂神」と記述され、須佐之男命神大市比売との間に生まれた子とされる。「日本書紀」では「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」と記述され、伊邪那岐命伊邪那美命の間に生まれた子とされる。「うかのみたま」とは「稲魂」とも書き、穀霊を神格化した神であるとされる。また、「うか」あるいは「うけ(け)」は「食」にも通じ、「豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)」や「保食神(うけもちのかみ)」などのように、稲や穀物の神は多くこの語を含む。また倉稲魂命の「倉」は「食」の写し損じがそのまま伝わったものではないかと考えられている。

稲荷神の信仰が広く浸透するにつれ、昔から信仰されていた穀霊神である宇迦之御魂神はその信仰に吸収され同一視されるに至った。現在稲荷社に祀られる祭神は宇迦之御魂神と同一視される神である。また発音の類似から宇賀神と混同、同一視される。

関連項目

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参考文献

  • 15Books Esoterica エソテリカ事典シリーズ
    日本の神々の事典 神道祭祀と八百万の神々
    • 編集:増田秀光
    • 発行者:中村雅夫
    • 発行所:株式会社学習研究社
  • 18日本の神様読み解き事典
    • 著者:川口謙二
    • 編集:川口謙二
    • 発行者:芳賀啓
    • 発行所:柏書房株式会社
  • 20古事記 祝詞 日本古典文学大系1
    • 発行者:岩波雄二郎
    • 発行所:株式会社岩波書店
  • 21古事記(上)-全三巻-
    • 発行者:野間佐和子
    • 発行所:株式会社講談社
  • 22日本書紀(一)〔全5冊〕
    • 発行者:山口昭男
    • 発行所:株式会社岩波書店

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