密迹金剛(みっしゃくこんごう)

Guhyapāda-vajra

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説明

仏教における一尊。名前はサンスクリットの「グヒヤパーダ・ヴァジュラ(Guhyapāda-vajra)」を漢字に訳したもの。他に「密迹金剛力士(みっしゃくこんごうりきし)」、「金剛密迹(こんごうみっしゃく)」、「密迹金剛士(みっしゃくこんごうし)」などの名前でも呼ばれる。「グヒヤパーダ」とは「隠されるべき足跡・事跡」といった意味があり、これを直訳して「密迹」或いは「密跡」という。「増一阿含経」によれば密迹金剛は「如来の後ろに在り手に金剛杵を執る」とされ、同じく金剛杵を手にする執金剛神と同体とされる。金剛杵をもって仏教にそむく者を懲らしめる護法神であり、日本では仁王の一人として知られる。また千手観音の眷属である二十八部衆にも数えられる。

関連項目

参考文献

  • 02東洋神名辞典 DICTIONARY OF DETIES AND DEVINES
    • 監修:山北篤
    • 著者:桂令夫、草野巧、久保田悠羅、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 47密教辞典
    • 編集:佐和隆研
    • 発行者:西村七兵衛
    • 発行所:株式会社法藏館

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