キュベレ

Cybele

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説明

プリュギア(小アジア地方)の大地の女神。最高神として予言、治療、戦での加護、獣の守護者など広範囲に力を持つ者とされた。もともとは「イーダの貴婦人」と称される山の女神であったと思われる。「イーダ」とは西アナトリアにある山の名前。またプリュギアでもともとクババ、即ち「クベの貴婦人」として知られていた女神がキュベレであった可能性も高い。同じく大地の女神であるアグディスティスと同一視されることが多い。神話の中では不実に報いる為にアッティスを狂気に陥れ、自らを去勢させるという下りがある。キュベレの祭司はそれに習って関節の骨で飾った鞭で自らの肉体を打ちさいなみ、去勢するという儀式を行った。キュベレを信仰する者達はこの「キュベレの祭り」の中で、雄牛か雄羊の生贄の血を祭壇で浴びることにより、死後に新しい世に目覚めることができると信じていた。

キーワード

参考文献

  • 01西洋神名辞典 DICTIONARY OF GODDESSES AND GODS
    • 監修:山北篤
    • 著者:稲葉義明、桂令夫、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 07ヴィジュアル版
    世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
    • 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
    • 著者:レイチェル・ストーム
    • 翻訳:山本史郎、山本泰子
    • 発行者:成瀬雅人
    • 発行所:株式会社原書房

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