イツァムナ

Itzamna

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説明

マヤ神話において世界を照らし出す太陽を神格化した高位の神。名前は「イツァム(イグアナ)」+「ナー(家)」、つまり「イグアナの家」を意味する。イグアナはおそらく世界全体を示し、イツァムナは世界という器そのものと認識されていたことが窺える。至高の神フナブ・クーの息子であるとされ、時にアステカのケツァルコアトルと同一視される。人間に直接干渉しないフナブ・クーよりも広く信仰され、事実上の最高神とされていた。天界及び昼と夜の支配者であり、その光はあまねく世界中を満たし、全ての生物に命を与えるという。また人間にカカオやゴム、トウモロコシなどの栽培を教えた文化英雄神だともされる。名前のとおり巨大な双頭のイグアナないし蛇の姿で表されるほか、歯が抜け落ち頬がこけ、長い鼻を持ち、多くは双頭の蛇などを持った、威厳と優しさを備えた老人の姿でもあらわされた。「アハウリル(ahaulil)=王」という称号を与えられ、玉座に座り下位の神々に君臨する王として描かれる。また、後古典期では最初の神官、「記述の発明者」とされる。書物、治療、医術などを司る。イシュチェル、もしくはイシュ・チャベル・ヤシュを配偶神とする。

関連項目

キーワード

参考文献

  • 01西洋神名辞典 DICTIONARY OF GODDESSES AND GODS
    • 監修:山北篤
    • 著者:稲葉義明、桂令夫、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 33Truth In Fantasy 69
    マヤ・アステカの神々
    • 著者:土方美雄
    • 発行者:大貫尚雄
    • 発行所:株式会社新紀元社

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