イガルク

Igaluk

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説明

主にグリーンランドに住むイヌイットが信じる月の神の名称の一つ。太陽は彼の妹だという。アリナックとは逆だが伝わる説話は似通っている。ある時イガルクとのその仲間は太陽が昇らない冬の時期に真っ暗になったイグルー(氷のブロックの家)の中で遊んでいた。イガルクはそれまで寄り添って愛し合っていた女が誰だか知りたくなり、女を外に連れ出して松明を付けて見たところところ、なんと相手は妹だった。イガルクの妹は恐れのあまり乳房を引きちぎり、兄に投げ捨て松明を手に空に飛んでいってしまった。イガルクも後を追ったが彼の手にしていた松明は途中で燃え尽きてしまった。こうして彼らは今ある月と太陽になったという。

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参考文献

  • 48世界神話辞典 (原題:A Dictionary of World Mythology)
    • 著者:アーサー・コッテル(Arthur Cotterell)
    • 翻訳:左近司祥子、宮元啓一、瀬戸井厚子、伊藤克己、山口拓夢、左近司彩子
    • 発行者:富澤凡子
    • 発行所:柏書房株式会社

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