アナト

Anat, Anath

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説明

カナン、古代フェニキアの大女神。名前は「摂理」ないし「用心」を意味するとされる。闘いの女神としての性格が特に顕著で、アナトの祭祀はエジプトにも取り入れられた。エジプトではレーの娘で、セトの配偶者とされた。古代都市ウガリトの遺跡から出土した文書に示された神話では、アナトはアリヤン・バールと呼ばれる神の姉妹で、彼のために無数の人間を殺害して両手を血で染め、またバールをたおしたモト神とも戦って、彼を殺し、その死体を切り刻み蓑でふるいわけ、火で焼き、臼で粉砕して畑にばら撒く残忍な女神として描写されている。

関連項目

参考文献

  • 01西洋神名辞典 DICTIONARY OF GODDESSES AND GODS
    • 監修:山北篤
    • 著者:稲葉義明、桂令夫、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 07ヴィジュアル版
    世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
    • 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
    • 著者:レイチェル・ストーム
    • 翻訳:山本史郎、山本泰子
    • 発行者:成瀬雅人
    • 発行所:株式会社原書房

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