無厭足 むえんそく

Acalā

仏教において普賢菩薩の眷属とされる十羅刹女の一人。「無著(むじゃく)」とも呼ばれる。サンスクリット名を「アチャラー(Acalā="動かない"、"満足しない"といった意味)」といい、これは人をいくら害しても満足しなかったことからだとされるが帰依したのちは衆生を慈しむことに飽きない仏尊だとされる。本地は弥勒菩薩とされ瓶を持った姿で表される。また別伝では供養荘厳の意をもって華曼を持つとされる。

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ムオーデル

 

オーストリアの伝説にある幽霊の軍勢。夜になると四辻を地面から数十cm浮かんで飛んでいく軍勢の姿が見えるという。これがムオーデルで、叫び声や吠え声に混じって何故か浮かんでいるにも関わらず轍や蹄の音が聞こえるとされる。ムオーデルを見た者は盲目になるとされるが、すぐに目をつぶり近くにある十字架にしがみついてムオーデルが通り過ぎるのを待てば盲目にならないで済むといわれる。近くに十字架がない場合は寝て両足を閉じ腕を広げて十字架の形を作ればいいという。ただしこれを立った状態で行うとムオーデルにそのまま引きずられ死んでしまう。

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無垢光童子 むくこうどうじ

Vimalaprabha

仏教において文殊菩薩の眷属とされる文殊八大童子の一尊。サンスクリット名を「ヴィマラプラバ(Vimalaprabha)="純粋な輝き"の意」といい、「無垢光童子」のほか「無垢光菩薩(むくこうぼさつ)」とも呼ばれる。また音写では「尾麼羅鉢囉波(びまらはらば)」、と称する。文殊菩薩の空智が無垢で清浄なことを表す仏尊とされる。胎蔵界曼荼羅では文殊院の北(左)第三位に配される。

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無垢逝菩薩 むくせいぼさつ

Vimalagati

仏教における菩薩の一尊。サンスクリット名を「ヴィマラガティ(Vimalagati)」といい、「汚れのない動き」といった意味から無垢逝菩薩と訳す。また音写では「尾摩羅誐底(びまらがてい)」と称する。五大虚空蔵菩薩の徳を司る菩薩とされ、「虚空無垢菩薩(こくうむくぼさつ)」と同体とされる(→虚空無垢持金剛菩薩)。胎蔵界曼荼羅虚空蔵院の南方(右側)下段第一位(中央虚空蔵菩薩の右隣)に配される。その像容は肉色の身色で右手は与願印、左手は索蓮華を持ち赤蓮華に坐す。

密号は「明徹金剛(みょうてつこんごう)」、種字は「हं(haṃ)」、印相は刀印、真言は「南麼三曼多勃馱喃伽伽娜難多愚者囉莎訶」、三昧耶形は恵刀印ないし蓮華上青蓮華。

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武曲星 むごくしょう

Wūqū xīng

仏教において北斗七星の一尊で第六星。陰陽道では「開陽(かいよう)」と呼ばれる。東を司り金曜土曜の精とされ、本地仏は東方にある法意世界の「法海遊戯如来(ほっかいゆうげにょらい)」あるいは「阿魯力迦観音(あろりかかんのん)」とされる。像容は「尊星王軌」をひいた「覚禅鈔」に拠れば、青色の身で左手に柳杖を持つ。

種字は「न(na)」、「रो(ro)」、「हुं(huṃ)」、真言は「唵誐都嚕吽莎呵(おんんがとるうんそわか)」ないし「唵那婆吉那莎呵(おんなばきなそわか)」。

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ムジェ

Mušə

ロシアのマリ人(チェレミス人)の民間信仰におけるケレメト(悪魔)の一種。ムジェと「病気」を意味し、ムジェは名前どおり病気を擬人化したケレメトであるが、その他にもムジェという言葉は他のケレメトなどの名称に接頭語や接尾語として使われ、その精霊が影響を及ぼす領域を示す。

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ムジェ・ゴジョ

Mužə gožo

ロシアのマリ人(チェレミス人)の民間信仰において、すべての小精霊を指す呼び名として使われる名称。

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無支祁 むしき

Wúzhīqí

中国神話における川の神(→河伯)の一人で淮水(現在の淮河)を支配する神または水怪。「淮渦神(わいかしん)」とも呼ばれる。白い首、白い牙、金色の目を持つ黒い体色の猿に似た姿をしており、背丈が五丈(=約15m)もあり、首が自由自在に伸び縮みするという。9頭の象を負かすほど(或いは50頭の牛を一度に引っ張ることができるほど)の怪力で、一方で頭もよく、人語を解し、黄河や淮水の深さ、原野や沼沢の位置を知る。

伝説によれば、夏王朝の始祖神である禹は治水のために部下の庚辰(こうしん)に命じて無支祁を捕らえさせた。紆余曲折の末、無支祁は捕らえられ、亀山の麓に鎖でつながれることになった。

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ムシュフシュ

Mušḫuššu, Mushhusu, Mushussu, Mushus

古代バビロニアの天地創造神話に登場する怪物。鱗に覆われた馬のような胴体に蛇の頭と二本の角を持ち、前脚はライオン、後脚は鷲のもので、背中に翼があり、尾は蛇になっている。マルドゥークと敵対したティアマトが動員する11匹の怪物の一つだったが、闘争終結後も生き残り神々に使えることになった。例えばニンアズティシュパク、マルドゥークやその息子ナブの配下とされたり、ニンギシュジダの神殿を守るとされたり、といった具合である。神々の乗り物として使役されることになったムシュフシュはその後怪物というより災厄を遠ざける番人、守り神として信仰されるようになった。

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ムシュマッヘ

Mushnahhu

バビロニアに神話において、ティアマトマルドゥークに対抗するために生み出した11の怪物の一つ。「七の蛇」といった意味だが七頭の蛇なのか七つの頭を持つ蛇なのかは判然としない。「エヌマ・エリシュ」によれば血の代わりに毒液でその体を満たしているという。

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無尽意菩薩 むじんにぼさつ

Akṣayamati

仏教において賢劫十六大菩薩とされる菩薩の一尊。「むじんいぼさつ」とも読む。サンスクリット名を「アクシャヤマティ(Akṣayamati)」といい、アクシャヤは「尽きることがない」、「腐らない」、マティは「献身」や「祈り」を意味することから「」、「無尽慧菩薩(むじんえぼさつ)」、「無量意菩薩(むりょういぼさつ)」などと称する。また音写から「阿差末菩薩(あさまつぼさつ)」とも呼ばれる。衆生を尽きることなく余すことなく救うという仏尊。金剛界曼荼羅の檀外の北方(右側)の4尊のうち西(上)から一番目に配される。

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ムゼム・ムミー

Muzem-Mumy

ロシアのキーロフ地方に住むフィン=ウゴール語族のヴォチャーク(ウドムルト)族の伝承に登場する精霊。名は「大地の母」を意味する。

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無足大明神

むそくだいみょうじん

日本における蛇神信仰の一種。「無足殿(むすっどん)」とも呼ばれる。足の無い蛇を「無足」と呼んだもので、鹿児島県南指宿市の尾掛で祀られている。大隈の古江から現れた蛇が毎年娘を一人ずつさらって食うので神社を造って祀ったと伝えられる。

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ムディ

Mdi

サポテカにおける雨の神。9つに分けられた夜の時間のうち、最後の9番目を守護する神。アステカのトラロックに特徴が似ている。

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ムート

Mut

古代エジプトにおける女神の一人。アモンの妻でありコンスの母親。夫アモンが天空の主神になるとともに太陽神になった。そのためセクメトなどと混同される。鷹の形のかぶりもの、あるいはハゲワシの皮でできたかぶりものの上に二重王冠を戴いた女性の姿であらわされる。或いはウラエウスのついた太陽円盤を頭上に戴く雌ライオンの姿でも描かれる。

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宗像三女神

むなかたさんじょしん

日本記紀神話に見える海上交通を守護する三人の女神、つまり、多紀理毘売命市寸島比売命多岐都比売命の三柱の総称。古くから宗像大社の祭神であったのでこう呼ばれる。須佐之男命天照大御神によって高天原を奪おうとしていると疑いをかけられた時、この疑いを晴らすために行われた「誓約(うけい)」によって生まれた神達で、天照大御神が須佐之男命の帯びていた「十拳剣(とつかのつるぎ)」を三段に打ち折り、「天之真名井(あめのまない)」に振りすすぎ、噛んで吐き捨てた息吹の狭霧から生まれた、とあるので三神は須佐之男命の子神と見なされる。宗像大社の奥津宮(沖の島)には多紀理毘売命、中津宮(大島)には多岐都比売命、辺津宮(田島)には市寸島比売命が祀られる。もともとは北九州地方を基盤とする海人(あま)集団の信仰する地方神だったが、朝鮮や中国大陸との貿易・交流が盛んになるにつれ、航海を守護する神として広く信仰されるようになった。広島県厳島神社にも祀られるが、「延喜式」神名帳に厳島神社が「伊都伎嶋(いつきしま)神社」の名で一座と記述されている事から、厳島神社に祀られていたのは元々市寸島比売命の一柱だけだったのではないかと考えられる。

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無能勝明王 むのうしょうみょうおう

Aparājita

仏教における明王の一尊であり八大明王の一。本地は地蔵菩薩。「無能勝金剛(むのうしょうこんごう)」とも呼ばれる。名前はサンスクリット名である「アパラージタ(Aparājita)」を意味より訳したもので、これを音写し「阿波羅質多(あはらしった)」、「阿鉢唎市多(あはりした)」、「阿跋唎爾多(あばりじた)」とも呼ばれる。釈迦が菩提樹の下で悟りを開いたとき付き従った釈迦の眷属で、四魔(五蘊魔・煩悩魔・死魔・天魔)を滅ぼす四侍尊の一尊とされる。胎蔵界曼荼羅では無能勝妃とともに釈迦院に配される。

密号は「勝妙金剛(しょうみょうこんごう)」、種字は「अ(a)」、「ध्रिं(dhriṃ)」、「हूं(hūṃ)」、真言は「南麼三曼多勃馱喃地𠻱𠻱𠻱𠻱𠻱莎訶」、三昧耶形は鉞ないし黒蓮上大口。

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無比力夜叉 むひりきやしゃ

Āṭavaka

仏教において毘沙門天の眷属とされる夜叉で、八大夜叉大将の一人。サンスクリット名を「アータヴァカ(Āṭavaka)」といい、これを意味訳して「無比力夜叉」ないし単に「無比力(むひりき)」、「無比身(むひしん)」というほか、「阿吒嚩迦(あたばか)」、「阿駄婆(あだば)」とも音写する。サンスクリット名からわかるとおり大元帥明王と同体。

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ムミー

Mumy

ロシアのキーロフ地方に住むフィン=ウゴール語族のヴォチャーク(ウドムルト)族の伝承において、女性の自然霊のこと。人間の姿をとらず、なだめると強さを増す魂を持っているという。マミーは「母」を意味し、「グディリ・ムミー」、「シュル・ムミー」、「シュンディ・ムミー」、「ムゼム・ムミー」のように、他の精霊の名称に接尾語として使われることがある。

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ムラ・ムラ

Mura mura

オーストラリアのデイエリ族、クウィニ族、アラバナ族といった先住民族(アボリジニー)のドリームタイム(霊的な時代)信仰に登場する精霊。樹木の精霊であり、人間に石斧などの道具を与えたとされる。クッチスと同じく呪医によって呼び出される存在だが、呪医以外には見えないという。クッチスとともに(特にディエリ族の)呪医によって呼び出される。

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ムリガシラス

Mṛgaśiras

無量光菩薩 むりょうこうぼさつ

Amṛta-prabha

仏教において菩薩の一尊で賢劫十六大菩薩の一。サンスクリット名を「アムリタ・プラバ(Amṛta-prabha)」といい、アムリタは「不死」、プラバは「輝き」などと訳せることから「無量光菩薩」と称する。またアムリタはインド神話で不老不死の霊薬であり、「甘露」と訳すことから「甘露光菩薩(かんろこうぼさつ)」とも呼ばれる。また音写では「阿弥多鉢羅婆野(あみたはらばや)」と呼ぶ。智の光で三惑(貪欲、瞋恚、愚癡)を下し、遍く十方を照らす仏尊とされる。金剛界曼荼羅の檀外の西方(上側)の4尊のうち南(左)から一番目に配される。

密号を「大明金剛(だいみょうこんごう)」ないし「離染金剛(りぜんこんごう)」、種字は「अ(a)」、「अः(aḥ)」、「ध्वं(dhvaṃ)」、真言は「唵阿彌多鉢囉婆野持鑁」、三昧耶形は火焔。

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無量声仏頂 むりょうしょうぶっちょう

Anantasvaraghoṣa-cakravartin

仏教において仏陀の頭頂の功徳を仏尊とした仏頂尊の一尊で三仏頂および八仏頂の一。サンスクリット名は「アナンタシュヴァラゴーシャチャクラヴァルティン(Anantasvaraghoṣa-cakravartin)」といい、「アナンタシュヴァラゴーシャ」とは「限りない音声」、「チャクラヴァルティン」は「障害なく転がる(輪)」、「君臨し続ける」といった意味がある。このことから「無量声仏頂」という名のほか、「無辺音声仏頂(むへんおんじょうぶっちょう)」、「無量音仏頂(むりょうおんぶっちょう)」などの名前でも呼ばれる。また「阿難多沙婆羅倶灑斫羯羅韈底(あなんたしゃばらぐしゃしゃきゃらばち)」と音写される。説法の徳を司るという。胎蔵界曼荼羅において釈迦院下段左側五列目に配される。尊容は現図では黄色の身色で、右手は薬指を立てて胸に当て、左手は商佉(巻貝)の乗った蓮を持ち蓮華に坐す。

密号は「妙響金剛(みょうきょうこんごう)」、種字は「हूं(hūṃ)」、印相は両手を虚心合掌して親指を曲げ人差し指で親指を抑えるもの。真言は「曩莫三満多沒駄喃吽惹庾鄔瑟抳灑娑嚩賀」、三昧耶形は蓮華上螺貝。

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ムルウック

Muruwook

オーストラリアの先住民族、アボリジニーの信仰において、竜巻の精霊コンパーニンの三人の息子の一人で内陸風の精霊。昼はコンパーニンの首飾りの貝殻の中に閉じ込められているが、夜になると解き放たれ、人間の姿で踊るという。

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ムルガン

Murukan

南インドのドラヴィダ人の神で、名は「若きもの」を意味する。セイヨーン、或いは「赤きもの」として知られている。現代のタミル人の宗教における重要な神。一般にムルガンは象や孔雀に乗り、槍と花輪を持った姿で描かれる。ヒンドゥー教の戦いの神カールッティケーヤと同一視されることもあり、スリランカの「カタラガマ・デヴィヨー」に相当する。

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ムルドリス

Muirdris

アイルランドに伝わる海に棲む怪物で、アルスターの英雄フェルグス・マク・レティに関する伝説で登場する。「シーナフ(Sínach)」という名前で呼ばれる事もある。蛇やドラゴンに似た巨大な怪物として描かれる事が多い。フェルグスはムルドリスと海が血で赤く染まるほどの死闘を繰り広げ、二日かかってようやくロッホ・ルドライゲにてムルドリスを滅ぼしたという。

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ムルムル

Murmur

ソロモン王による著とされ創作された一連のグリモア(魔術書)、いわゆる「ソロモン文献」の一つである「レメゲトン」の第一部「ゴエティア」に記された、ソロモン王に封印された72柱の魔神の一人(→"ソロモンの霊")。また旧約聖書偽典「エノク書」の流れを汲むと称する「偽エノク文書」の目録にもその名が見える。「ムルムス(Murmus)」とも呼ばれる。召喚者の前にグリフォンに乗った公爵の姿で現われ、耳障りな声で話すと言う。堕天以前はソロネだったとされる。哲学の知識と死者の霊を呼び出し生者との会話を可能にする力を持っているという。コラン・ド・プランシー著「地獄の辞典」ではコンドルに乗った地獄の大公爵兼伯爵とされている。

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ムルラウ

Murraue

ドイツのヴェンディッシェ・ブーフホルツにおいて知られる妖精。寝てる間に人間の胸の上に居座り悪夢を見せたり金縛りにあわせたりする。雨の日に松の木から落ちた水滴を受けた者がムルラウの標的になるとされる。ムルラウは人間に使役され悪夢を見させることもある。また人間がムルラウになる可能性もある。その条件は色々な説があるが、眉毛のつながった者、土曜日に生まれた者、男のみの七人兄弟ないし女のみの七人姉妹が一つ屋根に集ったときそのうちの一人、などである。なお人間がムルラウになっても自覚症状は無い。

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ムルング

Mulungu, Murungu, Mlungu

南部、中部、東部アフリカを通して、多くの部族に信仰されている創造神。「アサ(Asa)」、「ムワトゥアンギ(Mwatuangi)」、「ムンビ(Mumbi)」などの名でも知られる。アフリカの他の創造神と同様に天空に住み、人間と遠く離れているという典型に倣う。ムルングのもとには多くの下位精霊がおり、人間の訴えを聞くのはそうした力に劣る諸神の役目になっている。ムルングは偉大であり、個々の人間の崇拝といった些細なことには動かされないという。しかし無慈悲というわけではなく、大災害が発生し、その解決が遅れた場合などはムルングが直々に介入する。ヤオ族の伝承によれば、傲慢になった太陽が人間を全て焼き尽くしてしまおうと旱魃を起こし、人間達を次々と殺していったとき、死んだ者達の霊がムルングのところにいき助けを願ったところ、ムルングは天の瓶を傾けて大雨を降らせ、人々を救ってくれたという。

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ムンジェン・マリク

Munjen-Marik

アフガニスタン神話において大地と地底を司る神。創造神イムラのライバル神であり、イムラが至高神になる前にはムンジェン・マリクが至高神だった、とする伝承もある。イムラが主に山頂や高地を支配するのに比べてムンジェン・マリクは谷間などの低地を支配しているとされる。

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