疫病神

日本において病気を蔓延らせるとされた悪神の総称。「疫神(えきじん)」、「疫鬼(えきき)」、「瘟鬼(おんき)」、「妖厄神(ようやくじん)」、「行疫神(ぎょうやくじん)」などの名でも呼ばれる。平安時代には花が散るとともに疫病神が病気を流行らせる、という考えから、陰暦三月になると鎮花祭と呼ばれる疫病神を鎮める為の祭祀が行われた。鎮花祭で祀られる疫病神は「大神(おおみわ)」と「狭井(さい)」と呼ばれる名前がついている。京都の都の境の四隅の道で行われた道饗(みちあえ)の祭も疫病神を都に入る前にもてなし侵入を防ぐためのものだった。こういった疫病神の祭事と概念は民間や地方にも広まり、色々な性格や名前を持つ疫病神が地方ごとに信じられるようになった。

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