ワティ・クチャラ

オーストラリアのアボリジニに広く信じられている、人々の祖先とされる精霊。イグアナをトーテム(祖霊)とするクルカディ(Kurukadi)と黒イグアナをトーテムとするムンバ(Mumba)の二人がいる。マンジンジャ人によればワティ・クチャラ(Wati-kutjara)はドリームタイム(アボリジニの言葉で「ウングッド」などという霊的な時代)に山から下りてきて人々にインマ板(儀礼に使う道具)を作って与えた。カドゥリ・パルヴィルピ・ウル(天の河の黒い斑点)はワティ・クチャラ(Wati-kutjara)ガ天に置いたインマ板であるとされる。また月人クル(異伝ではキディルリという)が人間の女を強奪しようとしたときブーメランを投げてクルを殺したのもワティ・クチャラ(Wati-kutjara)であるとされる。この時の死が最初の死であるという。

ページにリダイレクトします。