ワーム

イギリスの伝承や民話に登場する怪物。古英語においては「ウィルム(Wyrm)」とも呼ばれる。この名前の元となった単語(祖ゲルマン語や祖印欧語)はおそらく、蛇やサソリ、ウジ虫、病気の原因として想定された生物すべてのことをさしており、ブリテン島を侵略したバイキングによって伝播されたものだが、古英語では大蛇やドラゴン(Dragon)のような怪物をさす言葉として使われた。語源的にオルム(Orm)やヴルム(Vurm)と関係が深い。一般的に巨大な蛇のような長い体にドラゴン(Dragon)か馬のような頭部を持つ、つまり足のないドラゴン(Dragon)のような姿をしている。一般的に凶暴で邪悪であり、強力だがドラゴン(Dragon)に劣る。またドラゴン(Dragon)と異なり決まって邪悪な性格を持つ描写がされる。沼地や湿地といった汚い場所に棲むとされる。 ウェルミス(Vermis) 1340-1350 ヤーコブ・ファン・マールラント(Jacob van Maerlant)著 「自然の魅力(Der naturen bloeme)」より オランダ国立図書館(National Library of the Netherlands)蔵 Copyright: public domain

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