付喪神

日本における無機物の精霊のような存在。年を経て古くなった道具や器物など、万類のものには精霊が宿って妖怪になると考えられており、これらの器物の変化(へんげ)を総称して付喪神という。付喪神は九十九髪に通じ、これは老女の白髪を意味するが、どんなものでも年月を経たものは化ける力をもって付喪神になるとされた。大体は器物に眼、口、手、足などが付いて、勝手に動いたり喋ったりする。人に害を成したりすることは少なく、ただ騒いだり、悪戯したりすることが多いが、ときに捨てられた器物が恨みをもって付喪神になる場合もあるという。 色々な器物の付喪神 土佐光信原画 「付喪神記(つくもがみき)(写)」より 国立国会図書館蔵 Copyright: public domain

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