七母女天

インド神話のサプタ・マートリカー(Sapta-mātṛkā)が仏教に取り込まれたもの。「七母天(しちもてん)」とも呼ばれる。仏教では閻魔(Yama)の眷属とされ、「大黒天神法」に見える。また「大楽経顕義抄」や「大毘盧遮那成仏経疏」には「七摩怛里(しちまたり)」の名で紹介されている(摩怛里はマトーリカーを音より漢訳したもの)。サプタ・マートリカー(Sapta-mātṛkā)を元としているものの、諸尊の内訳はサプタ・マートリカー(Sapta-mātṛkā)とは若干異なっている。 《七母女天(Sapta-mātṝkā)とされる仏尊(大黒天神法による)》 漢名 梵名 説明 左問拏(Cāmuṇḍā)(さもんだ) チャームンダー(Cāmuṇḍā) ヤマ(Yama)の配偶神 嬌吠哩(Kauberī)(きょうはいり) カウベリー(Kauberī) クベーラ(Kubera, Kuvera)の配偶神 吠瑟拏微(Vaiṣṇavī)(はいしちなみ) ヴァイシュナヴィー(Vaiṣṇavī) ヴィシュヌ(Visnu)の配偶神。 嬌麼哩(Kaumārī)(きょうまり) カウマーリー(Kaumārī) クマーラ(=スカンダ(Skanda))の配偶神。 印捺里(Indrāṇī)(いんだり) インドラーニー(Indrānī) インドラ(Indra)の配偶神。 勞捺里(Raudrī)(ろうだり) ラウドリー(Raudrī) ルドラ(Rudra)の配偶神 末羅呬弭(Vārāhī, Brahmī)(まらしみ) ヴァーラーヒー(Vārāhī) ヴァラーハ(Varāha, Varaha)の配偶神

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