シノンゴル

フィリピンのルソン島における創造神、世界の始まりの時の女王。この世の初め世界は無く、死者の共同体だけがあって、そこには女王シノンゴル(Sinonggol)とその弟スアラ(Sualla)がいた。スアラは薬草に詳しく神々の病を治していた。シノンゴル(Sinonggol)は宮殿の東にあった丈夫な八体の木の像から一つを選んで人間の男にした。その肋骨から人間の女を作った。二人は夫婦となり息子のメンタララン(Mentalalan)が生まれた。しかし男は女王シノンゴル(Sinonggol)の怒りを買い病気になってしまった。そこでスアラは男に薬を与えたが、この薬は誰も触れてはならないものだった。何故なら触れると息子が死ぬからだ。しかしシノンゴル(Sinonggol)は弟スアラより優れていることを示すために悪魔に命じてこの薬に触れさせた。当然メンタラランは死んだが、シノンゴル(Sinonggol)がメンタラランの死体と土を別世界に送って埋めると、そこが盛り上がり、木々が生えて世界が出来たという。

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