中国の伝承に登場する奇怪な生物。古代の地理書「山海経」によれば、南山の柢山にある丘に住んでいて、鱗が生え、蛇のような尾を持つ、脇の下から翼の生えた、牛のような魚だという。留牛(まだらうし)のような鳴き声をしていて、冬は身を潜め夏になると現われるとされる。この魚を食べると腫れ物にならないという。山海経には他にも鰼鰼(Xí-xí)、文鰩魚(Wényáo-yú)、蠃魚(Luǒ-yú)といった翼を持った魚が紹介されている。 鯥(ろく) 晋・郭璞伝、明・蒋應鎬画「山海経」より 国立国会図書館デジタルコレクション蔵

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