クゲ・イェン

ロシアのマリ人(チェレミス人)の民間信仰における文化英雄、あるいは悪魔(ケレメト)の一種。名前は「偉大な男」の意。強く勇敢な指導者であり、白い軍馬に乗り、その武勇でチェレミス人の領土を築いたといわれる。アシュ、アズレン、ビトゥヌズ、ボドゥジュ、マルチェ、パシュクシェ、ウゼダシュといった精霊の協力を得て、数々の偉業を成し遂げたあと、クゲ・イェン(Kugə Jeη)は自分の軍隊とともに山の砦に引きこもり、次の戦いの召集があるまで待機していた。ある男が戯れにクゲ・イェン(Kugə Jeη)を呼び出したところ、クゲ・イェン(Kugə Jeη)とその配下の精霊たちが出動したが、どこにも戦争は起こっていなかった。クゲ・イェン(Kugə Jeη)は怒り、男とチェレミス人を罰したという。また、クゲ・イェン(Kugə Jeη)は超自然的な医師だともされており、人々は治療を受けるために彼に生贄を捧げている。

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