イマナ

ルワンダ人が信仰する至高神。名前は「全能」を表す。「ハテゲキマナ(Hategekimana=唯一の支配者)」、「ハシャキマナ(Hashakimana=計画者)」、「ハビャリマナ(Habyarimana=子供を与える唯一の物)」、「ンダギジマナ(Ndagijimana=所有物の保護者)」、「ビギリマナ(Bigirimana=万物の所有者)」などと称される。ルワンダ人の世界観では、天空は強大な岩でありその向こうにイジュル(Ijuru)と呼ばれる天空世界がある。また地下にはイクジム(Ikuzimu)と呼ばれる地下世界が広がっていると考えられている。これに人間の住む地上世界を合わせた三層世界は、時が経つにつれ崩壊していくとされるが、これを食い止めているのが至高神イマナである。またイマナはそれまでは不死だった人間に死を間接的に与えたものとして伝承に語られる。本来は「死」は生き物のような存在だったが、イマナは「死」を嫌い、追い立てた。イマナは人間が「死」の被害に合わないように、人間たちに家の中に閉じこもっているように命じたが、ある老女がバナナを取ろうと外に出たところ「死」に出くわしてしまった。「死」は老女に助けを求め、老女はそれに応じて「死」をスカートの下にかくまった。イマナは怒り、「死」が常に人間とともにあるように決めた。

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