畢方

中国において、火災を引き起こす凶兆となる怪鳥。昔、山中で夜更かしをする者は火の中に竹の箸をくべ、それをはじけさせた音によって山の精霊を驚かし近づけないようにした。この音は「熚烞(ひつはく)」と称された。畢方(Bì-fāng)という名前はここから来たとされている。従って、畢方(Bì-fāng)は火の神であるとともに木の神でもあり、木の中で生まれると伝えられている。全体的に鶴のような姿をしているが、脚は一本しかない(翼が一枚しかないともされる)。青い身体に赤い斑点、白いくちばしを持っている。穀物を食べず常に火を加えている。畢方(Bì-fāng)が現れた地は、必ず原因不明の大火に見舞われるとされた。しかし別の説では黄帝(Huáng-dì)が引いた車に乗った黄帝(Huáng-dì)を守る神鳥であるとされる。 畢方(ひっぽう) 晋・郭璞伝、明・蒋應鎬画「山海経」より 国立国会図書館デジタルコレクション蔵

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