ヒイシ

フィンランドの叙事詩『カレワラ』に登場する魔神。「ケイトライネン(卑しむべき者)」、「ユタス(ユダ)」など、無数の別名を持つ。ヒイシ(Hiisi)自体がカレワラに登場することはほとんどないが、この世の悪いことは何でも「ヒイシ(Hiisi)のもの」と呼ばれる。例えば、蜂は「ヒイシ(Hiisi)の小鳥」であり、蛇の毒や蟻の酸は「ヒイシ(Hiisi)の恐ろしきもの」と表現する。ただしここでいう「悪」とは「強さ」を指す言葉でもある。ヒイシ(Hiisi)の造った魔の大鹿は頭は切り株、角は柳の枝、足は岸辺の小枝、目は睡蓮のつぼみ、肉は腐木でできており、ヒイシ(Hiisi)が「暴れて来い」と命じるとラップランド中を荒らしまわった。

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