バイ=マーセ

アマゾン上流に住むトゥカノ族における森と狩猟をつかさどる精霊。語義は「動物の主」。バイ=マーセ(Vai-Mahse)は体を赤く塗った小人の姿をしており、森の中にあるいくつかの丘はバイ=マーセ(Vai-Mahse)の聖所だとされる。その武器は精巧に磨かれ、やはり赤く塗られた棒である。バイ=マーセ(Vai-Mahse)は森の動物と川の魚、木々の根元に生える草までをも管理しているとされ、一度彼の機嫌を損ねると、狩猟や漁労はうまくいかず、動物の繁殖力は衰える。そのためトゥカノ族はバイ=マーセ(Vai-Mahse)の機嫌を損ねないよう細心の注意を払う。 バイ=マーセ(Vai-Mahse)は嫉妬深い神とされ、その繁殖力を左右する力は人間の女性にまでも及び、人間の女性の受胎時に苦痛を与える。これは人間の受胎が彼の意思と関係のないところで行われているからだとされる。

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