青行燈

日本の妖怪の一種。「あおあんどう」とも読む。鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に描かれている。百物語をするとあらわれるという。百物語は、夜数人が集まって交代で怪談を語るもので、百本の蝋燭、または行燈に百本の灯心を入れてともし、一つの話が終わるごとに一本ずつ消していくものだった。これを百本全部行った時にあらわれる妖怪、或いは起こる怪異のことを青行燈と称するようだが詳細は不明。江戸中期には百物語を行う際は行燈に青い紙を張るという約束事があったようなので、名前はそこから来たと思われる。「今昔百鬼拾遺」には行燈の傍に立つ長い髪の鬼女の姿を描いている。 靑行燈(あおあんどん) 1805 鳥山石燕著 「今昔百鬼拾遺(霧)(こんじゃくひゃっきしゅうい・きり)」より 国立国会図書館蔵 Copyright: public domain 燈きえんとして又あきらかに/影憧々としてくらき時/靑行燈といへるものあらはるゝ事ありと云/むかしより百物語をなすものハ靑き紙にて行燈をはる也/昏夜に鬼を談ずる事なかれ/鬼を談ずれバ怪いたるといへり

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