アクリス

スカンジナビアの島に住むと考えられた想像上の動物。プリニウスの「博物誌」に記述がある。ヘラジカに似た草食動物だが、その身体的特徴にはいくつかの欠点があった。一つに上唇が異常に肥大化していること。このためにアクリス(Achlis)は後ずさりして無理やり口を開きながらでないと草を食べられなかった。また一つに後ろ足に関節が無いこと。この足はアクリス(Achlis)を俊足にしているが、しゃがんだら立ち上がることが容易ではなくなる為に、アクリス(Achlis)は木に寄りかかりながら寝なければならなかった。この習性は致命的なもので、猟師たちは前もってアクリス(Achlis)のお気に入りの木を見つけ、ノコギリで簡単に倒れるように切れ目を入れておくだけでアクリス(Achlis)を捕獲できた。なぜならばアクリス(Achlis)がこの木で休もうとした途端木は折れ、一度しゃがんでしまったアクリス(Achlis)は身動きが出来なくなってしまうからだ。

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