宇摩志阿斯訶備比古遅神

うましあしかびひこじのかみ

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説明

日本記紀神話で、国土がまだ脂のように漂っていたとき、葦が萌え出るようにして生まれた神。国土の成長力の神格化されたもの。別天神の一人。「宇摩志阿斯訶備比古遅神」は「古事記」の記述で「日本書紀」では「可美葦牙彦舅尊(うましあしかびひこじのみこと)」と記されている。「ウマシ」は美称、「アシカビ」は葦の芽、「ヒコジ」は立派な男性のこと。総じて「立派な葦の芽の男性の神」といった意味。別天神は五柱とも独神といって性別を必要としない神であるから名前で性別が語られるのはおかしいとして、「ヒコジ」は男性であることを表す語ではなく、泥を表す「コヒジ」の転訛ではないかとする説もある。名前に含まれる葦は日本国の美称である「豊葦原(とよあしはら)」に見られるように豊かな生命力と豊かな国土を象徴する植物であった。

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