パウチ

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説明

アイヌにおいて淫欲を象徴するカムイ。「パウチカムイ」とも呼ぶ。普段は「カムイモシ(カムイの世界)」にあるシュシュランペツと呼ばれる川のほとりで男女入り乱れて裸で踊っているが、たまに「アイヌモシ(人間の世界)」に降りて来て人間を誘惑して踊りの仲間に加えるとされる。こうして誘惑された人間はパウチにとり憑かれ、淫乱で騒々しい性格になったり浮気をするようになったりするとされる。憑いたパウチを体内から追い出すために殴ったり川に投げ込んだりといったかなりの荒療治が試みられた。石狩川の層雲峡にはパウチが作った砦とされ、アイヌでは「パウチカラコタン(パウチの造った場所)」や「パウチシャシ(パウチの砦)」と呼ばれていた。

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