置いてけ堀

おいてけぼり

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説明

本所七不思議に数えられる怪異現象の一つ。「置行堀」とも書く。池の名前でもある。この池で釣をすると、水中から「置いてけ、置いてけ」と呼ぶ声がし、魚を全部返すまでこの声がやまないという。これを無視すると思わぬ事故にあったり、帰り道で迷わされたりしたという。同じような話は東京都の足立区や台東区、埼玉県川越地方、山形県西置賜郡小国町などにも伝わっている。たいてい置いてけ堀の正体は河童や川獺、狸、狢などだと考えられているが、追い剥ぎの類でないかという推測も立つ。また柳田國男は堀に棲む魚の王が物を言ったのではないかと推測している。この怪異現象から、後に残るものを見捨てて、立ち去ることを「置いてけぼり」というようになった。

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