ぬえ

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説明

日本の妖怪で平安時代末期に紫宸殿に出現したという怪鳥。頭が猿、尾が蛇、胴体が狸、手足が虎という姿をしており、声は虎鶫に似ていたとされる。毎晩午前二時ごろに東三条の森の方から黒雲がやってきて紫宸殿を覆い、近衛天皇と側近を脅かしたので、源頼政が黒雲の中に見える影に向かって矢を放つとこの妖怪が落ちてきたという。頼政に射落とされたは池に落ちたが、その池のほとりにあった石は「鵺石(ぬえいし)」と呼ばれ、触れば必ず祟りがあるために周りを石垣で囲まれたという。

本来「鵺」とは夜中や夜明けなどに寂しげに鳴く鳥のことを指す言葉だった。これは今で言うトラツグミのことで、この鳥は夜間にヒョーヒョーと人が悲しむような声で鳴く。

画像一覧

1902 芳年画「新形三十六怪撰 内裏に猪早太鵺を刺図」より
国立国会図書館蔵
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鵺(ぬえ)

李冠光賢画
「怪物画本(かいぶつえほん)」より
国際日本文化研究センター蔵
Copyright: public domain

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