虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)

Ākāśa-garbha

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説明

仏教において地蔵菩薩に対する空を司る菩薩。梵名を「アーカーシャガルバ(Ākāśa-garbha)」と称する。虚空とは広大無辺であることであり、その名前の通り限りない知恵と慈悲を人々に与え願いを満たすとされる。虚空蔵菩薩の真言を100日(あるいは50日)の間に100万回唱えることが出来れば、「自然智(じねんち)」と呼ばれる見聞きしたことを忘れない力に目覚めるとされた。この行法は「求聞持法(ぐもんじほう)」と呼ばれ、虚空蔵菩薩は求聞持法の本尊として信仰を受けた。胎蔵界曼荼羅においては虚空蔵院の中央に配され、五仏宝冠を戴き宝珠のついた蓮華をもった姿で表される。単体のほか、虚空蔵菩薩の持つ智慧を五方に配し、金剛界五仏の変化身とした「五大虚空蔵菩薩」の姿でも表される。

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