キーヌシ

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説明

日本の沖縄において、大木に棲む木の精霊の一種。「キーヌシ」とは「木の主」を指す。似たような木の精霊として、奄美にはキノモノ、奄美の沖永良部島にはヒーヌムンという精霊がいる。ガジュマロの木の精であるキジムナーはしばしば木の外に出て活動するが、キーヌシは自分が棲んでいる木から外に出ることはなく、その姿を見たものはいないという。したがって姿は分からないものの、キーヌシが木の中にいるのは確かで、夜中にミシミシと木が倒れるような音を立てることがあるという。これは自分の運命を悟ったキーヌシの苦しみの声で、数日後には声をあげた木は枯れてしまったう。また伐り倒そうと人が考えていた木も、その運命を悟ってか、伐る前日に同じように音を立てるという。山で古い木などを伐るときは神に許しを請わないとキーヌシに祟られるとされる。宮城島では睡眠中に上から抑え付けるような力を感じると、キーヌシのしわざだと考える。

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