金屋子神

かなやこがみ

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説明

日本の民俗信仰に伝わる製鉄を司る神。神名の「金屋」とは鍛冶や鋳物をする作業場のことを言う。また「子神(こがみ)」とされる理由としては、「古事記」に登場する金山毘古神金山毘売神両神と御子神だからという説があるが、金屋子神自体は古事記にも日本書記にも言及されていない。島根県能義郡にある金屋子神社に伝わる伝承によると、金屋子神は白鷺に乗って飛んできてこの地方に製鉄技術を広めた神だとされる。金屋子神はある時犬に吠えられ追いかけられたので急いで蹈鞴(製鉄所)に逃げ込もうとしたが、転んでそのまま死んでしまった。蹈鞴師らがその亡骸を柱に立てておいたところ蹈鞴から沢山の鉄が湧いたいう。この伝承から今でも製鉄所では死人を中に入れても犬は絶対入れないという。

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