池袋の女の怪異

いけぶくろのおんなのかいい

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説明

江戸時代末期における俗信で、池袋出身の女を召使いとして雇うと、その屋敷に石や瀬戸物、瓦などが降ってきたり、行灯や臼や火鉢が踊りだすといった怪異が起こるという。池袋に限らず沼袋(中野区)や池尻(世田谷区)出身の女でも同じことが起こったという(地名からして池袋の怪異からの派生であろうか)。「十方庵遊歴雑記」などにその様子がかかれていて、祈祷や効験も何も効果がなかったが、その召使いを暇を出したところ怪異はぴたりとやんだという。当時は産土神(土地の守護神)が他の地へ氏子が移るのを惜しんで怪異を起こしていると考えられたが、一方で召使い達による自作自演ではないかともされていた。

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