不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)

Amoghapāśa

地域・カテゴリ

説明

仏教において、アヴァローキテーシュヴァラ観音菩薩)の変化した姿、いわゆる「変化観音(へんげかんのん)」の一つ。「アモーガパーシャ(Amoghapāśa)」を意味より訳したもの。「羂索」は「けんじゃく」と読む場合もある。また「不空羂索王(ふくうけんさくおう)」、「不空王観音(ふくうおうかんのん)」とも呼ばれ、音写では「阿目佉播捨(あもきゃはしゃ)」、「阿牟伽皤賖(あむがばしゃ)」などと記す。「不空(アモーガ)」とは間違いが無いこと、「羂索(パーシャ)」とは、獣や魚を捕らえる網や綱のことを示し、アモーガパーシャはこの慈悲の羂索をもって一つの失敗もなく、漏らさず衆生を救済するという。鹿の皮でできた袈裟を身にまとうため、「鹿皮衣観音(ろくひえかんのん)」、「鹿皮観音(ろくひかんのん)」などとも称する。

画像一覧

不空羂索

「諸尊図像鈔」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain

不空羂索菩薩

国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 地之巻」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain

不空羂索菩薩

国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 地之巻」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain

不空羂索観音

国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 地之巻」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain

関連項目

キーワード

この項目のリッチレイアウト

不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)

ソーシャルリンク