白蔵主

はくぞうす

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説明

日本の妖怪の一種。「絵本百物語 桃山人夜話」や「諸国里人談」などにみえる。「はくそうず」とも読む。また同訓で「伯蔵主」とも書く。「沢蔵司(たくぞうす)」とも呼ばれる。絵本百物語によると化け狐が僧に化けたものだという。いわく、年をとった白狐が甲斐国の夢山という山にすんでいたが、子供を沢山産んでも弥作と言う猟師がかたっぱしから捕まえて殺してしまうため、一計を案じた。白狐は弥作のおじであった宝塔寺の白蔵主という僧を食い殺したあと白蔵主に化け、弥作に「殺生をしていると来世にいけなくなる」と説くことで弥作に狐狩りをやめさせた。白狐はその後ものうのうと白蔵主に成りすまして生活していたが、鹿狩りを見物に行った際に犬に噛み付かれ正体を表して死んでしまったという。

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