がしゃ髑髏

がしゃどくろ

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説明

日本における巨大な骸骨の姿をした妖怪。佐藤有文の「日本妖怪図鑑」に見える。多くの人々の恨みが連なって髑髏の姿の妖怪となったものとされる。奈良時代や平安時代には、賦役(人身課税による労役)などのために苦しんで死んだ人々の骸骨が都の周囲にごろごろしていた。これらの髑髏には霊が宿っており、こうした霊の恨みが集まって巨大化したものががしゃ髑髏であるという。その丈は大きい時は30m以上になり、しばしば夜の野辺を歩き回ったり、或いは建物を破壊したりしたという。

ただし、このような話は古文献には見られず、歌川国芳の描いた「相馬の古内裏」をモチーフに佐藤有文が創作した可能性が高い。また、この「相馬の古内裏」自体も山本京伝著「善知安方忠義伝」の一場面を国芳が浮世絵に起こしたものであり、もとは大勢の髑髏の絵であったものを国芳が一つの大きな髑髏として描いたものである。

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