岸涯小僧

がんぎこぞう

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説明

日本の妖怪の一種。鳥山石燕の画集「今昔百鬼拾遺」にその名が見える。川辺などに出現し、鋭いギザギザの歯でバリバリと音を立てて魚を喰う妖怪であり、歯の形が雁木(木こりなどが用いる大形ののこぎり)に似ていることから岸涯小僧と呼ばれるという。腹と胸をのぞいて体中に毛が生え、尻尾があり、手足に水掻きがある猿のような姿が描かれており、歯がやすりのようだと説明されている。その姿は河童に似ているが頭に皿はない。山口県近辺に住むエンコという河童の一種ではないかという説もあるが、「雁木=のこぎり」と「岸涯=川岸」を掛けた石燕の創作妖怪の可能性が高い。

画像一覧

岸涯小僧(がんぎこぞう)

1805
鳥山石燕著
「今昔百鬼拾遺(霧)(こんじゃくひゃっきしゅうい・きり)」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain

岸涯小僧ハ川辺に居て魚をとりくらふ/その歯の利き事やすりの如し

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