百々目鬼

どどめき

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説明

日本における女の妖怪。鳥山石燕の「今昔画図続百鬼」に見える。あるところに腕が長いのをいいことにスリ稼業に手を染めた女がいた。荒稼ぎをしているうちに、ある時期を境に女の手には鳥の目が出来始めた。江戸時代までの銭貨は円形方孔で鳥の目に似ていることからよく銭のことを「鳥目(ちょうもく)」などといったが、この鳥の目が女の腕についてしまったのである。スリを働くたび鳥目は増えていったが女はスリをやめなかったため、ついに腕に百の目をもつ妖怪、百々目鬼になってしまったのである。百々目鬼は夜道で人を呼び止めては自分の身の上話を話して聞かせ、最後に鳥の目だらけの自分の腕をまくって見せて人々を驚かすようになったのだという。

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