大随求菩薩(だいずいくぼさつ)

Mahāpratisarā

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説明

仏教における菩薩の一尊。サンスクリット名を「マハープラティサラー(Mahāpratisarā)」という。プラティサラーとは「護符」や「従僕」などを意味し、「求めに随(したが)って」自在に願いに応じるという徳から「大随求」と訳された。他に「随求菩薩(ずいくぼさつ)」、「随求明王菩薩(ずいくみょうおうぼさつ)」とも呼ばれるほか、音訳では「摩訶鉢羅底薩落(まかはらていさら)」と表記される。随求明王菩薩と呼ばれる所以は明王に属するからではなく、大随求菩薩の明(みょう=真言のこと)が諸尊の中でも特に霊験があるとされ重要視されたことに因る。大随求菩薩の真言は諸尊の真言の中でも特に長編であり、あらゆる苦難を除くとされる。ただ真言ばかりが重要視されたため、殆ど像は造られていない。また特に死者を滅罪する功徳をもつとされるため、卒塔婆に大随求菩薩の種子を書くことが多い。胎蔵界曼荼羅では観自在院(蓮華部院)に配される。

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